2014.06.10

オー!ファーザー (伊坂 幸太郎著 新潮文庫)

オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)
(2013/06/26)
伊坂 幸太郎

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“伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長編小説”

父親が四人いる高校生の由紀夫
その四人の父親、ギャンブル好き、女好き、大学教授、スポーツ万能の中学教師とキャラが濃い!

小さい出来事やら事件やらごろごろと転がっていて、新しい事件がおこると忘れちゃいそうになる頃に
ちょっぴり思い出せてくれるし(笑

それが、もうそれはいきなり!

それまでの出来事が小さな打ち上げ花火に例えると
ラスト40ページあたりかな、
いきなり大型花火が上がったかと思うと、連発の嵐!嵐!嵐!

4人の父親が集結しちゃうんだよ
もー、サイコーでした(爆


コメディタッチのファミリーもの
ヤクザも死体も登場して高校世活も描かれている

って、詰め込みすぎだよって思っちゃうけど

これが絶妙にリンクしてくれてめっちゃ楽しかったです。


伊坂さんの本は大好きでほとんど読んでいます。
一番最初に読んだ「オーデュボンの祈り」はこんな物語の世界があるんだと感動しました。
伊坂本の中では一番のお気に入り♪
「アヒルと鴨のコインロッカー」ではまた違った世界を見せていただき
記憶に残っている本では「重力ピエロ」「グラスホッパー」「モダンタイムス」etc・・・
面白いながらも、作者の趣向が伺えてしまって
ある意味新鮮味がなかったのが事実でした。
それがこの本でまた伊坂さんの新しい一面を見せていただいたような気がしました。

なのに、この本が“伊坂ワールド第一期を締め括る”とは
まだ始まったばかりだなんて!
今後が楽しみでたまりませんね

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☆今年4冊目読了☆

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2013.06.15

バイバイ、ブラックバード (伊坂 幸太郎著 双葉文庫)

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)
(2013/03/14)
伊坂 幸太郎

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伊坂さんの本、好きです。

何が好きって?

洗練されたストーリーに無駄のない言葉
あまり起伏がないんだけど非現実な世界感にとんでもなく引き込まれてしまう
だから、たまにやってくるくどい言い回しも心地よく感じてくる

そんでもって、

「バイバイ、ブラックバード」

五股をかけていた男がその女性たちに別れを告げにいくという5つのストーリーと完結ストーリー
それに付き合っているマツコ・デラックスを思いっきり凶暴化させたような女

何度も「バス」という言葉が登場してくるので想像つきそうなんだけど
裏切られることなく納得のいく終わり方だったかなとも。

五股男も想像と反して純な人間だし、マツコ・デラックス似の女だけでなく五股の被害者たちの女性もかなりユニークなキャラクターで、全話楽しませてもらいました(笑

巻末に掲載されていた伊坂さんのロングインタビューでさらにこの話を深く味わうことができました。


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☆今年7冊目読了☆

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2012.10.06

あるキング (伊坂 幸太郎著 徳間文庫)

あるキング (徳間文庫)あるキング (徳間文庫)
(2012/08/03)
伊坂 幸太郎

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野球をするために生まれてきたと疑わない両親の元に誕生した人間の

天才であるゆえに孤独で
天才であるための苦悩

を、描いた一人の男の物語

主人公、王求(おうく)
野球の天才は、決められた人生であるかのように超人的な才能を身につけていきます。

親がそう育ててしまったのか、心を持たない機械人間のような彼、
最後まで彼の胸の内が読めなかった・・・

モヤモヤ感が残るも王に君臨する者の淋しさを代弁しているかのようなお話でした。

東卿ジャイアンツや仙醍キングスなるプロ野球球団
(黒ずくめの女や親だと想像がつく)シェイクスピアの「マクベス」に登場する三人の魔女
遊び心が感じられ面白いんだけど、随所に恐怖を感じるんですね。そうそう、「本当は恐ろしいグリム童話」を想像させるような恐さをね。


「マクベス」での有名なセリフ

「Fair is foul」 きれいはきたない

ここでは野球用語が含まれる「フェアはファウル」

フェアはファウル、ファウルはフェア
人生というものはそんなにくっきりした一線では表すことなんてできないってこと。



バッドを持った孤独な王様・・・
逃げ出すことも投げ出すこともできない王の宿命の行く末は

伊坂さんの物語って
SFじゃないのに不思議なストーリーが多いですよね。
私は好きですが・・・


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今年8冊目読了

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2012.03.05

モダンタイムス(下)(伊坂 幸太郎著 講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)モダンタイムス(下) (講談社文庫)
(2011/10/14)
伊坂 幸太郎

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「上」では、最後はどこに落ち着くの?と解決への糸口させ感じさせてもらえず、そのまま「下」へ

小説って読みながらも、勝手に結末を推理しちゃってません?
それも何通りも!
今回なんて、5,6通りは思いついたもん。
それが、見事に全滅!かするどころか全く予想にもなかった方に進んでってくれて・笑

随所に敷かれている伏線に読者はいくつ気づけた?と伊坂さんが問いているような・・・
今回の読者(私)は全部気づいてんだろうか??

「上」でファンになった伊坂太郎、「下」では悲しい結末になってました
究極の危機にも楽しげに挑んでる人物が多い伊坂本、
だから彼もどこかで・・・
なんて淡い期待を抱いてたんだけど。。。。
渡辺拓海の妻は恐すぎるくらいパワフルだったのに。。。


「播磨崎中学、安藤商会、個別カウンセリング」 
この3つの単語をネット検索すると、ある者は追われ、ある者は殺され、ある者は・・・
今のネット社会
こういうこともあったりして、とゾゾっとなったりもしながらも


どうでもいいことが気になるワタシ(右京さんか


検索してみた・爆

結果、



今も生きてます、とっても元気ですよ^^

つうか、
このネタの記事ばかりでした


大好きな作家さんですが、最初から最後までハイテンションすぎたのか
ちょっと体力消耗した感が残った1冊でした。

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今年2冊目読了

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2012.01.09

魔王(伊坂 幸太郎著 講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
(2008/09/12)
伊坂 幸太郎

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モダンタイムス(上)を読んで、内容をすっかり忘れてた魔王を読みなおしました。
潤也君が競馬でお金稼いでたことを覚えてたくらいで後は完全に初本でした

最初に読んだ時も、難しい本だなぁの印象だったけど
今回もそれは解決せず。。。
そもそも、何が難しいのか問いかけられたら答えられないし・汗

ちょい昔の勢いのあった自民党か、今でいうと、都構想で盛り上がっている地方自治あたりを思い出してしまうのは私だけでないはず。
未来党党首犬飼を軸に動く安藤兄弟の物語
不思議な力を持つ安藤兄が犬飼に立ち向かった「魔王」と、安藤弟(潤也)が兄死後目覚めた能力を扱った「呼吸」の二部構成

犬飼の国民を惹きつける言葉の力ってスゴイなと思う反面
こうやって洗脳されていくのか~と、コワいとも感じました。

なら、これははっきり言える。
ただ力でねじ伏せている、無理ならなかったことにしてしまう今の政治とは全然違う、少なくとも今の政治家に犬飼と同じ人種はいてないね。。。と。


諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
      宮沢堅治-『生徒諸君に寄せる』より- 


この本には犬飼が好んで読んでいるという宮沢堅治の本が何冊か紹介されています。
『注文の多い料理店』、『セロ弾きのゴーシュ』とか『よだかの星』、、、童話、好きだったなぁ。
でも大人になってからは一度も読んでない。。。


そそ、
2回読んで、やっと喫茶店のマスターがかなりの重要人物だったってことが分かりました・汗

目的だった潤也くんの話とも繋がったので
モダンタイムス(下)にいっちゃいます


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