2014.01.15

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (辻村 深月著 講談社文庫)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)
(2012/04/13)
辻村 深月

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好きな作家さんの一人

タイトルに目を惹きました。
何を意味してのかしら?

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ

数字ではなくカタカナなんです!
ゼロは絶対にいる!

この物語のタイトルにしてしまうなんて、おもしろい!と思いました。

辻村さんの小説にはよく登場する女性の心理が
こちらを見透かしてるかのように描かれててドキッとさせられてしまいます。


結婚し東京で生活をしているみずほ
小学校からの親友であったチエミが母親殺害というニュースを知り、実家のある山梨へ帰り
かつての友人たちに会いチエミの居所を探る

学生の頃合コン通いしていた友人たちも三十路にもなると

未だ合コン時代の匂いが消えない
地元で結婚してパート勤めをしている一児の母

(化粧っけもなくなり・・・
恰好いい外車も国産軽に・・・
そこまで書かれるとリアリティありすぎ(汗
自分の恰好を見てしまう

皆それぞれの人生を歩んでいます。

チエミと母親
みずほと母親

異なる境遇で異なる愛情を注がれた二人

今回は女性としてだけでなく母親の心理も読まれています。

ミステリーなのにミステリーではない人間味たっぷりなドラマに
今回も楽しませていただきました。

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2013.01.13

冷たい校舎の時は止まる(下)(辻村 深月著 講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
(2007/08/11)
辻村 深月

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雪降るある日、学校に閉じ込められた8人の高校生。
5時53分で止まったままの時計。

(上)(下)とボリュームのあったお話でした。
背筋がゾクッとしたり、ハラハラしたりする場面だらけだけど
残忍とかエグいといった事はないので後味は悪くないです。

つうか、
8人の心理描写がスゴイです!
人物一人ひとりを誕生から今日までを(思い通りに?)作り上げてしまっている。
辻村さんって人間の心理を描くと最高級!
この心理表現に関しては、痛く辛くも感じてしまう。

学校という日常に異次元空間を持ち込んで、どんなエンディングを迎えるのかと思ったら
意外にあっさりとしてたかな。

あっ、
私、犯人当ての話とかは読みながら推理するのが好きなんです。
今回も1冊目で推理してました。

当たっていたかどうかというと

結果は合っていたけど、本筋が大きくズレてました(笑
あの人がぁ!!!!みたいなビックリ真実もあったりして、最後まで楽しませていただきました。

辻村深月さんのデビュー作。
この本はご自身の名刺だと記されていました。
深月という重要なキャストもいたので
安直に高校時代を振り返って書いているのかとか思っていたけど、

全くの勘違いでした(汗

こういう世界を描く作家です、という意味だったと思います。

デビュー作にしては完成度高すぎぃ!っと、絶賛したくもなりました


昨年末に読んだ本だけど今年にカウントしときます

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2012.11.29

冷たい校舎の時は止まる(上)(辻村 深月著 講談社文庫)

c (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
(2007/08/11)
辻村 深月

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物語の始めに
『これは私の名刺代わりの話になりました。
 はじめまして、辻村深月です。』
とあります。

実際、「辻」に字がしんにょうになった繊細で弱々しさを感じる深月さんが登場してます。

自叙伝みたいなの?でもミステリ・・・
こんな先入観を持っていたのに・・・

このエンタメに圧倒されて、持っていたことを忘れてしまってた自分がいてました

おそらく・・・
物語に登場する深月が、ということはそんなに深い意味は持たず
「私はこういう趣向の物語を描く者」という意味の『名刺』なんだと思います。


学園祭の日に自殺した同級生は誰だったのか?

雪降るある日、学校に閉じ込められた8人の高校生。
5時53分で止まったままの時計。

超有名高校が舞台になっているのだが、登場人物8人はとりわけ粒揃いの優等生たち。
でも心に闇を抱えて生活している。
そこん所の心理描写が、辻村さんはスゴイ!
他作品でもそうだったけど、読んでいて痛くなるくらい(辛い過去を持っている人ばっかりだったので)

中盤あたりでホストである自殺した同級生が誰だったのか思いついちゃったけど当たってるのかな?
でも、きっと伏線がたくさん敷かれてるんだろうけどまだよく分かんないし。。。
それに、8人の中にまだ過去を知らない人もいるし・・・

中身が詰まりすぎてて、一気に読むのがもったいないなと感じる作品なんだけど
早く続きが読みたいねぇ・・・・


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今年14冊目読了

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2012.11.21

太陽の座る場所(辻村 深月著 文春文庫)

読書の秋にあやかり、読書の神さまが君臨
・・・というワケではなく

今月は外出が多く。。。
移動や待ち時間の時間潰しに♪
ケータイいじってるより落ち着くんだよね(笑





太陽の坐る場所 (文春文庫)太陽の坐る場所 (文春文庫)
(2011/06/10)
辻村 深月

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人間の心を内を代弁されているような、ドキッとくる物語でした。

表紙をめくるといきなりサブタイルが目に入ります。
すべて「出席番号〇番」で表記されてました。
5人分ある出席番号、カテゴリ別に出席番号の人が主人公になっています。

高校卒業から十年。定期的に開催している同窓会
集まれば懐かしみながら近況報告しながらも、高校時代から抱いている各々の
秘密、妬み、嫌悪、葛藤、プライド
皆、今でも引きずっている。

辻村さんの本ということで読み始めたので
伏線ありだってことは予想してました。

今回は名前に謎が・・・
半田聡美さんと里美紗江子の二人の「さえこ」はさっさと解決
次の、高間響子さんと女優になった「キョウコさん」の二人の「きょうこ」も遅ればせながら中盤で解決
でも、リンちゃんの登場が遅かったので、実は・・・・だったなんて!!!

女性ばかりならかなりドロドロしてたけど、男性陣もいるのでちょっとは違う空気も味わえたかな、
・・・って、小説の中では男性たちも思う存分葛藤してはります(笑

それにしても、
もしも、この本を高校生の時に読んでたら・・・
めっちゃ心の歪んだ青春を送っていたような気がしてなりません(笑)




辻村さんといえば今はこっちの方が旬だね・・・
ツナグ (新潮文庫)






でも、あえて

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)




こっち読み始めてます



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今年13冊目読了

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2012.08.08

ふちなしのかがみ(辻村 深月著 角川文庫)

ふちなしのかがみ (角川文庫)ふちなしのかがみ (角川文庫)
(2012/06/22)
辻村 深月

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今の季節にぴったりな恐~いホラーばかり集めた短編集


小学校の踊り場にいるという「踊り場の花子さん」
登場人物が子どもではなく大人たちだったのが斬新で面白ろ恐かったです。

どの小学校にも必ずいたでしょう「花子さん」
私の通っていた学校にもいましたよ。
職員用トイレの一番奥の1室の手前だけなぜかペンキで白線が引かれていて。。。
いたずらっ子だったので友達同士で扉を開けに行った記憶があります。その後どうなったなかは(笑

「ぶらんこをこぐ足」「おとうさん、したいがあるよ」
この2話は私的には究極に恐かったです。

こっくりさんとかキューピットさまって子ども頃、絶対やったよね。
そういう懐かしい、恐い思い出が
今風にアレンジされた恐いストーリー

暑い夏、読書で涼むなんてのはいかがかしら

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今年7冊目読了

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