2016.11.06

春から夏、やがて冬(歌野晶午著 文春文庫)



歌野省吾と言えば「叙述トリック」
「葉桜の季節に君を想うということ 」なんてサイコーに騙されちゃいましたもん
そして、しばらくこの作家さんが私のマイブームになって何冊か続けて読みました
だんだんと・・・内容が違っても何か同じようなトリックに飽きてきちゃいまして(エラソーな発言でス、スミマセン)、しばらく歌野さんの本からは遠ざかっていました

春から夏、・・・冬・・・というタイトルの響きに、惹かれるものを感じ
「久しぶり騙されてみようかな」と手に取ってもみました(またも、上から目線的発言、スミマセン)


一人娘を事故で亡くした主人公の平田が勤務しているスーパーで、万引き犯として捕まった末永ますみとの出会いを、季節の移り変わりと共にストーリーが展開していっています

最初に私が抱いた「美しい」響きとは違う、人間の心理描写を季節で表現していて、そして結末が「秋」
私的には枯れ葉が舞う「晩秋」
なんとも救いようのない読後感(涙

平田もますみももう少し違った選択肢があっただろうに・・・と二人の思いのすれ違いが悲しいです

この本もいわゆる叙述トリックなんでしょうが、というより犯罪被害者の心情を読んでいるような気がしました


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